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私たちの想い

猿隠高原に広がる棚田(永田)

猿隠高原に広がる棚田(松本)
【農村振興】
私たちの住む比田地区では,西比田地区,梶福留地区および東比田地区を合わせて,約880人が生活しています。1950年代のベビーブームの頃は3000人以上が住んでいたことを考えると,人口減少が起こっていると言えます。また,2005年には65歳以上の高齢化率は約39%,後期高齢者比率は約21%でしたが,2024年現在では,前者は約55%,後者は32%となっています。更に悪いことに若者人口の減少も相まって,深刻な高齢化社会となっています。このまま何もせずに放置すると,将来的には比田地区の存続が難しくなる可能性があります。
そこで,私たちは比田地区,特に東部の永田集落および松本集落で,持続可能な農村を形成するための活動を始めました。
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農村振興により,地域の雇用創出や地産地消による地域経済の循環が期待されます。
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農地が減少することなく維持または増加することで,国産農作物の生産が増え,結果として日本の食料自給率が高まります。これにより,輸入に依存する割合を減らすことができます。
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農地は水資源を蓄え,地下に浸透させる「かん養」の働きがあります。私たちはこの貴重な地域資源を守り継いでいく必要があります。
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農作業や芝桜の植栽,イベントの開催などにより,地域の人々同士のコミュニケーションが活発になり,孤立することがなくなり,地域の活性化が期待されます。
以上が私たちが考える農村振興の重要性です。これらには,先祖が農地を開拓してくれたことへの尊敬の気持ちも込められています。
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